神道神社関係史料図書目録　至明治中期（正続）

B5判・上製カバ装・950頁（三段組）本目録は、神道・神社に関する史料・図書を編成せんとするもので、収録の項目数は約三萬三千六百項目である。本目録の記載事項は史料・図書名　巻冊　編著者　角書　別称　成立年　写本・版本の所在　活字本・複製本　備考であり、活字本・複製本のあるものは記載したので、それらの有無を知ることが出来る。本目録は、『国書総目録』に所収の項目をもとに、『神道大系』（百冊、所収資料の索引のない同書の索引を兼ねる）、『国文学研究資料館蔵マイクロ資料目録』（二十二冊）をはじめとする諸種の目録、編者の調査によって補訂を行った。又、『国書総目録』の収載は江戸時代末までであるが、本目録は明治中期までの和装本を収める様に努めたので、洩れはあるであろうが、既刊の同種の中では、記載事項・項目数ともに抜群のものであると自負するものである。『国書総目録』八冊全てに目を通すことは大変なことであろうが、本書一冊を「総まくり」して頂ければ思はぬ発見があるでしょう。しかも『国書総目録』にないものも多く載せてあります。例へば、次のようなものは、「総まくり」をして頂かないと、伊賀・備前、賀茂・石清水・熱田、日吉、伊賀八幡、真清田・津島社などを見出すことは出来ません。安芸　伊賀　備前各社之記　伊勢雨宮勅使竝賀茂　石清水　熱田奉幣一覧　足利義満日吉社社参記　御先祖御尊神三州伊賀八幡縁起　尾張中納言殿御願文　熱田・真清田・津島・護山社　「総まくり」して頂ければ研究課題を必ず見つけることが出来、各神社に於れては新資料が見つかるかも知れません。